ファミリーファンド方式とファンドオブファンズは似ているようで全く違う
投資信託の初心者が混乱しがちなのが、ファミリーファンド方式とファンドオブファンズ(FOFs)の違いでしょう。この2種類の投資信託には、類似点が非常に多いのです。
ただこの2つには、とても大きな違いが存在するのも事実です。その違いのために、FOFs の投資信託には余程の理由がない限り投資すべきではありません。ファミリーファンド方式の投資信託には投資しても良いとおもいますけどね。
ファミリーファンド方式とFOFs はどこが似ていてどこが異なるのでしょうか。そして、どうしてFOFs には投資すべきではないのでしょうか。簡単に見ていきましょう。
Contents
ファミリーファンド方式の仕組み
ファミリーファンド方式では、株や債券に直接投資しません。マザーファンドと呼ばれるファンドを一度かませてから、株や債券に投資します。
こうすることで、運用会社は効率的な運用ができるようです。
ファンド・オブ・ファンズ(FOFs)とはどんな投資信託か
投資信託の中には、ファンド・オブ・ファンズと呼ばれるタイプの投資信託があります。略してFOFs と表記されることも多いです。
FOFs の特徴は、投資信託に投資する投資信託だと言うことです。途中で別のファンドをかませるという意味では、ファミリーファンド方式の投資信託と非常に良く似ています。
参考:ファンドオブファンズはファミリーファンド方式と似ているが…
ファンド・オブ・ファンズは手数料が高い
ファンド・オブ・ファンズは構造的に手数料が高くなりがちです。大雑把に言うと、投資信託2本分の手数料がかかると考えても良いでしょう。
なぜそんなに手数料が高くなってしまうのでしょうか。
ファミリーファンド方式はFOFs と比べて手数料が安い
ファミリーファンド方式の投資信託とファンド・オブ・ファンズは良く似たシステムの投資したくと言えるでしょう。しかし手数料を比べた場合、ファミリーファンド方式の方がかなり安くなるかもしれません。
その理由はどうしてでしょうか。