信託報酬と言うのは、日々の運用の報酬として徴収される手数料です。
信託報酬は、投資信託に預けている資産から日々徴収されます。
基本的には預けているお金の中から引かれるので、追加に支払いする必要はありません。
あとからお金を払うわけではないのでこの手数料は意識しにくいものでしょう。
しかし、私達の財産からお金を取られるわけですから、立派な手数料です。
これも具体的にみてみましょう。
預けている資産の時価の一定額を引かれる
パンフレットを見ると信託報酬について次のように表示されていたとします。
信託報酬の総額は、ファンドの計算期間を通じて毎日、ファンドの純資産総額に年2%(税込)を乗じて得た額になります。
なんともわかりにくい表現ですね。
この場合、投資信託として預かっている資産の時価の2%を年間の信託報酬として徴収しますと言っています。
実際は日割りにして、毎日少しずつ引いていきます。大体こういう意味です。
上の例で、あなたの資産が時価評価で100万円だった場合、100万円の2%である2万円が年間の手数料になります。
大雑把に言うと、毎年2万円を引かれるのです。
長期で考えると、かなりの額になりますね。
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