REITに関する、ちょっとマニアックな記事です。
■リート物件売却、4~6月は過去最多に
=投資法人合併で保有資産見直し―東急不調査=
東急不動産<8815>が2日まとめた不動産投資信託(リート)の実態調査結果によると、今年4~6月にリートを運営する38投資法人が売却した不動産物件は43で、前期(1~3月)の32から増加した。売却額は541億円(前期1230億円)だった。同社によれば、売却件数は四半期ベースで過去最多。一方、新規取得は7件(1402億円)で、前期の34件(1451億円)から大きく減った。
http://401k.jiji.com/401k/t-news/back_t-news/100803-1.html
タイトルを見ると、かなり心配な感じがします。1
Contents
四半期の売却物件数が最多
リート物件売却が過去最多だったそうです。
新規取得が7に対して、売却が43ということで、売った方がかなり多いです。
売却が多いということで、資金繰りに困っているのかと思いました。
新規取得の6倍も売却があるというのは、かなり異常な数字ですからね。
でも、そういうことでもないみたいですね。
投資法人の合併が原因
記事によると、投資法人の合併が原因のようです。
ポートフォリオの見直しをしたみたいですね。
同社は、投資法人の合併が相次いだのに伴い、保有物件の見直しを進めた結果、売却件数が膨らんだと分析。「増資をしている投資法人も出てきており、今後は取得数が増える可能性がある」とみている。
売却で資金ができたので、物件の取得が多くなることでしょう。
東急不動産の見立てが正しければね。
- 余談ですが中国でREIT 商品化の動きがあるようです。何故今のタイミング? [↩]
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タグ: REIT, ポートフォリオ, 増資, 東急不動産, 物件売却
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