日本国債に投資する投信が人気…なぜ?

現在、日本国債を運用するファンドが多数設定されているそうです。

日本国債を中心に、社債や地方債などを組み合わせたファンドが多いようです。

詳しくは、次の記事をご覧下さい。

■ 個人投資家そっぽも… ファンドに国債人気 運用先狭まり「低リスク魅力」
https://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/438035/

ところで、個人的に大変疑問なのは、なぜ国債の投資信託を買うのかという点です。

国債に投資する投信を買うなら、個人向け国債を買えばいいのに。

個人向け国債とちょっと比べてみましょう

まず、国債に投資する投資信託を買うには、信託報酬などの手数料がかかります。

ただでさえ利回りの小さい日本国債です。

手数料を払って投資信託で投資するメリットはほとんどないように思えます。

個人向け国債なら、途中で手数料なんてかかりませんからね。

安全性のために国債に投資する投資信託を買うとしていますが、この点でも個人向け国債の方が優れています。

個人向け国債は途中で解約する場合も一定の手数料を払えば元本と同額で途中解約できます。

つまり、損をする可能性は手数料の分だけに限定されます。

ある程度の期間運用すれば確実に解約手数料以上の利息が付きます。

ということは、個人向け国債だったら、よっぽど短期間で売らない限り元本割れするリスクはありません。

変動金利型を使えば、一応インフレヘッジが出来る点も優れています。

国債の投信は、インフレには弱いですよ。

安全性を重視するなら、国債の投資信託を買うよりよっぽど安全だと思うんですけどね。

本当に理由がよく分からない動きだと思います。

投資家の無知につけこんでいるのか?

なんで証券会社は個人向け国債ではなく、日本国債を運用する投資信託を売りたがるのでしょうか?

正直、投資家のメリットと言う意味では、日本国債の投信はほとんどメリットはなさそうです。

逆に証券会社の立場からすると、継続的に手数料が入ってくる投資信託は美味しい商品です。

自分達の利益を優先するために、投資家に不利な商品を売ろうとしているような気がします。

つまり、投資家の利益よりは、自分達の利益のために行動しているとしか考えられないんですけどね。

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