おすすめの投資信託、2011年に買うべきなのは…

大げさなタイトルを付けてみましたが、何のことはありません。
投資信託は、手数料の安いインデックスファンドを買うのが基本です。

ですから、その基準で考えると、eMAXIS シリーズなどを買えば良い事になります。
以上、3行で終わる内容でした。

ちなみに、eMAXIS シリーズは、カブドットコム証券などで購入可能です。
カブドットコムなら、月々千円からの積立も出来ます。

カブドットコム証券

これだけでは、さすがに味気ないので、色々と補足をしましょう。

インデックスファンドとは

投資信託の運用方法は、大きく分けて2つに分けることが出来ます。
それは、アクティブ運用とパッシブ運用です。

アクティブ運用というのは、ファンドマネージャーという投資の専門家が運用します。

投資信託の運用方針の大枠は、約款などで決まっています。
しかし、具体的にどの株式や債券を買うかとか、どういう比率にするかはファンドマネージャーが決めることになります。

一方のパッシブ運用のファンドは、インデックスファンドと呼ばれています。
インデックスというのは指数という意味で、日経平均株価指数などの指数に連動する運用を目指します。

つまり、あなたが日経平均に連動するインデックスファンドを買った場合、日経平均が1%上がればあなたの投資したお金も1%増えるわけです。
逆に日経平均が2%下がれば、あなたの投資したお金が2%減ります。

ちなみに、世の中の投資信託の多くは、アクティブ運用のファンドです。
インデックスファンドは、どちらかというと少数派です。

まあ、インデックスファンドはアクティブ運用のファンドのように、バリエーションを作りにくいですからね。

インデックスファンドが良い理由

インデックスファンドをおすすめする理由は、単純明快です。
アクティブ運用の投資信託とインデックスファンドの運用成績を比較すると、インデックスファンドの方が優れているからです。

もちろん、個別で見ると、アクティブ運用のファンドの中には、すごい高いパフォーマンスを示すものも存在します。
しかし、平均で見るとインデックスファンドの方が優れているということです。

このように書くと、「一部のアクティブ運用の投資信託はインデックスファンドよりも優れているのなら、それに投資すれば良い」と考える人もいるでしょう。
確かにその通りなのですが、これから一年後に良い成績を残すアクティブ運用のファンドを探すのは簡単ではありません。

例えば、過去一年の成績が良い投資信託を選んでも、それらの投資信託が今後1年間で良い成績を残すとは限りません。

まあ、正直に言って、儲かるファンドを見つけるのは難しいのです。
それが出来れば、誰でも簡単に大金持ちになれますよね。

そう考えると、確率的にインデックスファンドにしておいた方が無難といえます。

インデックスファンドは手数料が安い

もう一つ重要なのが、インデックスファンドは手数料が安いという点です。

例えば、株式に投資するアクティブ運用の投資信託を買ったとします。
そうすると、あなたは毎年2%程度の手数料を払うことになります。

この手数料は、あなたが預けているお金の中から自動的に引かれるので、なかなか気づきにくい手数料です。
でも、確実に引かれています。

仮にあなたが100万円投資したとしたら、大雑把に言って毎年2万円を手数料として取られます。
この手数料を信託報酬といいます。

これが10年続けば、10万円の手数料です。
アクティブ運用の手数料がいかに高いかお分かりいただけるでしょう。

ただ、これは致し方ない部分もあります。
というのも、アクティブ運用には人件費がかかるのです。

専業のファンドマネージャーも雇わないといけませんし、売買に雑務も色々と発生します。
ですから、構造的に手数料が高くなるのは避けられないのです。

一方のインデックスファンドは、手数料の点でもかなり優れています。

ちなみに、インデックスファンドの中にも、手数料の差はあります。
そして、上でご紹介しているeMAXIS の手数料は、インデックスファンドのなかでも相当安いです。

例えば、日経平均に連動するタイプだと、年間年0.4%です。
ですから、このシリーズをおすすめするわけです。

ちなみに、この投資信託を買えるのは、カブドットコム証券などです。

カブドットコム証券

そうそう、ちょっと補足しましょう。
投資信託には、株式の売買にかかる手数料も余分にかかります。

これは、上で紹介した信託報酬とは別の手数料です。

投資信託は株式投資などを通じて、お金を稼ぎます。
そして、その株を売買するときには手数料が発生します。

当然ですが、アクティブ運用の方がインデックスファンドよりも売買の回数は多いはずです。
積極的に利益を追求するためには、儲からないと判断した株を売って儲かりそうな株を買わないといけません。

ですから、手数料としても高くなります。
一方のインデックスファンドは、基本的に買った株式は継続して保有したままです。

こういう点から考えても、インデックスファンドの方が優れていると考えられます。
少なくとも、余分なコストがかからないという点においてはね。

そして、このコストの差が、長期では大きく響きます。


初心者のための投資信託の選び方

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