将来のために資産を築いていく上で大事なことは、継続的に行うことです。もう少し具体的に言うと、毎月一定額を投資資金にまわし、それを運用するという習慣を身につけることが重要です。こういうことを習慣にできない人は、それなりの資産を築くことなどできないでしょう。
時々思い出したように証券会社にお金を振り込んで株や投資信託を買う。こういうスタイルでは、なかなかお金は増えていきませんよね。意識をして一定額を投資に振り分けることを心がけましょう。
毎月コツコツは意外と難しい
毎月一定額をためるというのは、やってみると意外と難しいものです。具体的に考えてみましょう。
例えば、毎月3万円を貯蓄すると決めたとします。少しでも増やしたいので、貯蓄には証券会社を使うことにしたとしましょう。証券会社にお金があれば、すぐにでも運用できますからね。そのために、給料日に3万円を銀行から証券会社に移し貯めていく、というルールを決めたとしましょう。こんなルールは作りがちですよね。
最初の数ヶ月は、ルールに従って貯めるのは難しくありません。ルールを決めた直後というのは、モチベーションも高いですからね。
でも半年もすると、徐々にルールは守られなくなっていくはずです。給料日にお金を移すのを忘れて、入金が1週間遅くなったり、2ヶ月分まとめて入金したりするケースが出てきます。そして、1年もすると、そんなルールを決めたことすら忘れている可能性すらあります。結局、お金は最初の数か月分しか貯まりません。
大体、人間ってこんなものですよね。月に一回何かを行うというルールは、なかなか守れないものです。
しかし、長期的な資産形成を考えるなら、これはよくありません。確実に毎月一定額を貯めていく仕組みを作り、それを継続して行うことが重要です。数年単位、数十年単位で続けていかないといけないのです。
でも、半年でも実行できるかどうか怪しようなルールだと、そんなに長期間続ける可能性は小さいですよね。そこで、何か工夫をする必要があります。
便利なのは積立
そこで便利なのが積立です。
積立というと、銀行の定期預金を思い出す人が多いと思います。でも、最近は色々な金融商品を積立てることが可能です。もちろん、このサイトで紹介している投資信託もその一つです。投資信託の他にも、株式や金などの積立も可能です。あるいは、貯蓄型の保険もある種の積立と言っていいでしょう。

数ある積立型の金融商品ですが、個人的には、投資信託が一番良いように思います。なぜかというと、投資信託を使うと分散投資がしやすいからです。分散投資というのは、簡単に言うと、色々な金融商品を買うことです。分散投資を行うとリスクが小さくなることが知られています。投資信託はさまざまな株やら債権やらに投資しますから、投資信託を買うだけで自動的にある程度の分散投資ができるのです。
また、投資信託は株のように突然価値がゼロになる心配はほとんどありません。比較的安心して長期に保有できる金融商品なのです。そう考えると、積立に向いた金融商品といえると思いませんか?
積立にはネット証券を使おう
ちなみに、投資信託の積立はネット証券を使うことをお勧めします。窓口対応をする金融機関よりもネット証券の方が色々な点で優れているからです。
まず、ネット証券の場合、月々の積立額が小さくても対応してくれます。1つの投資信託につき100円から積立られるところもあります。積立の単価が小さければ、色々な商品を組み合わせて積み立てることも簡単ですよね。一方、店舗型の金融機関の場合、積立は1つの投資信託につき1万円からです。非常に使いづらいのです。
さらに、積立可能な投資信託の本数も、ネット証券の方が圧倒的に多いようです。
おそらく、店舗型の証券会社や銀行は、積立に関してはそれほど力を入れていないのでしょうね。あるいは、富裕層以外は軽く扱っているのかもしれません。何にしても、対応はとても悪いといってよさそうです。
積み立てはネット証券を利用しましょう。
SBI証券がおすすめ
ちなみに、個人的にはSBI証券を利用することを特におすすめしています。
それは、以下のような理由からです。
■ 月々100円から積立が可能
■ 銀行口座からの引き落としが可能
■ 投資信託以外にも取扱商品が多い
■ 手数料が比較的安い
■ 顧客満足度が高い
このように、どの点から見ても、かなり高い評価がされています。ちょっとわかりにくい点もあると思うので、簡単に補足しておきましょう。
まず銀行からの自動引き落としについて説明しましょう。実は自動引き落としに関しての対応状況は、ネット証券によってさまざまです。例えば楽天証券の場合、楽天銀行以外の銀行からの自動引き落としができません。はっきり言って、とても対応が悪いところもあります。
この点では、SBI証券は一番対応がいいといっていいようです。全てではありませんが、地方銀行のほか信用金庫などを使って自動引き落としが可能です。もちろん。メガバンクに関しては、全て引き落としの対象になっています。
また顧客満足度ですが、オリコンによる調査で連続1位をとり続けているようです。利用者からの評価が高い金融機関なら、安心して使えそうですよね。
その他の点に関しては、書いてあるとおりです。
まとめ
ということで、最後に整理しておきましょう。
長期に資産形成をするには、投資信託の積立がおすすめです。そのときには、ネット証券を使うことが望ましいと考えられます。ですから、ネット証券の口座を持っていなければ、新たに口座を開設することになります。
このときに、ぜひおすすめしたいのがSBI証券です。手数料でも、使い勝手でも、品揃えでも優れています。
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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?
投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。
投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。
ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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タグ: SBI証券, ネット証券, 店舗型, 積立, 積立投信
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