毎月分配型の投信託は得でもなんでもありません。自分のお金が毎月戻ってきているだけ| 運用資産を削って分配を行うような程度の低い投信も多いですよ

投資信託の中には、毎月分配金を出す投資信託もあります。毎月分配型の投資信託と呼ばれます。

以前ほどではありませんが、毎月分配型の投資信託は人気があるようです。積極的に毎月分配型を選ぶ個人投資家もいらっしゃるようですね。また、銀行などは積極的に毎月分配型の投資信託を販売するという話も聞いたことがあり増す。、

銀行が毎月分配型の投信を売利安いのには理由があります。というのも、銀行は、分配金を利息に見立てて顧客に説明するのだそうです。「過去の実績を見ると、100万円投資すると、毎月5,000円のお利息が支払われます」なんて説明をしているようですね。

分配金が本当に利息ならすごい投資商品です

本当に毎月5,000円の利息があるのなら、1年で6万円の利息があることになります。ということは、大雑把に言って、利率6%超の高利回りの商品ということになってしまいます。

長期金利が1%を割るようなご時勢ですから、年6%の高利回りなんて、信じられないようなすばらしい商品に見えるでしょう。ですから、銀行の説明する「お利息」という言葉に乗せられて、安易に契約する人も多いようです。

もちろん、今のようなご時勢で、安定的に年6%で回せるような金融商品なんて存在しません。年6%に見える分配金には、実はからくりが存在します。

ただ、このからくりの説明をする前に、そもそも分配金は投資家にとって、得でも損でもないという事実を説明しておきましょう。

分配金は運用資金が戻ってきているだけ

実は、分配金を受け取ることは、私たちにとって何のメリットもありません。分配金は良いものだと思い込んでいる人には、ちょっと意外かもしれません。しかし、このことは覚えておいたほうが良い事実だと思います。

はっきり言ってしまうと、どちらかというと、デメリットの方が大きいのです。

参考: 分配金とは| 個人投資家に儲かっていると錯覚させるツールになっているような…

まず、分配金はどこから出ているのでしょうか。実は、分配金というのは、投資信託の運用資金を取り崩して作っています。つまり、分配というのは運用資金を減らして投資家にお金を戻しているにすぎないのです。

ですから分配金というのは、本来投資家のものであるお金が戻ってきているだけとも言えます。つまり、別に得でも何でもないわけです。運用資金として残しておくか、投資家の手元に戻ってくるかだけの違いです。

さらに言うと、分配金には所得税がかかる可能性もあります。運用資金として残しておいたら、支払う必要が無かった所得税を、分配金をもらったがために支払わないといけないのです。はっきり言って、こんなのはマイナスですよね。

投資信託に関しては、お金が必要なタイミングで、一部を売却して現金化すれば十分です。必要ないタイミングで分配金を受け取り、わざわざ所得税を支払うなんて、おろかな行為という以外の形容が見つかりません。

運用が失敗しても毎月分配を続けるような愚かな投資信託も

分配金に関しては、さらに驚くべき話があります。運用がうまく行っていないにも関わらず、分配金を出している投信があるのです。

投資信託についてあまり詳しくない方の中には、投資信託を運用して利益を出し、その利益の中から分配金が戻ってきていると認識している人も多いでしょう。でも、必ずしもそうではないのです。

実際はそうではなく、利益が出ていないにも関わらず、分配金を支払っている投資信託も少なくありません。上で紹介した年6%の利息のからくりも、こういったことです。年6%利息があるように見せかけていますが、実は元本を削っているだけにすぎない可能性が大きいのです。

こうなってくると、完全に理解不能ですよね。何のための分配金なのか、さっぱりわかりません。運用で資産を減らした上に、分配金で運用資金を減らすのですから。投資信託を売るために、元本を削って分配金を多くしていると言われても仕方が無いですよね。

率直に言って、こんなことをやっている金融機関は信用が出来ません。こんなわけがわからない投資信託とは、一秒でも早く縁を切ることをお勧めします。そして、金融機関の窓口で毎月分配型をすすめられたら、質の悪いものを売りうけられているのではないかと、疑ってみる用心深さは必要でしょう。

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。

ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。