毎日新聞は金利上昇でアベノミクスを攻めたいらしい| でも、このタイミングに金利上昇一本で行くのは無理があるだろ

Yahoo!ニュースを見ていたら、毎日新聞のアベノミクスの批判記事を見つけました。参院選で自民党をつまずかせたいのでしょうか。かなり悪意を感じます。

<参院選>金利上昇、残る懸念…金融緩和

この記事を読むと、経済政策が、なんだか全くうまく行っていないような印象を受けます。少なくとも、かなり問題山積という印象を与える書き方をしています。毎日新聞の岩崎誠という記者にはそう見えているみたいですね。

アベノミクスを否定するために書かれたような記事

記事の率直な印象としては、「アベノミクスはけしからん」という前提があり、そのゴールに向かって無理やり道を作ったという感じがします。こんなことばかり書いていると、見識を疑われると思うんですけどね。というか、毎日新聞の見識を疑ったから、私もこんなものを書いているのですけど。

そもそも、この記事の批判の主眼は、金利上昇にあるようです。具体的には、次のように批判しています。

ただ、長期金利が上昇基調にあるなど想定外の動きも起きた。長期金利の指標となる新発国債10年物の利回りは緩和開始時に0.5%程度だったが、足元は0.8%台で高止まり。日銀が巨額の買い手となることで流動性低下を嫌った銀行などが国債を売ったことも影響した。

量的緩和を始めた時に0.5%台だったのが0.8%台になったのがけしからんと言いたいみたいですね。「高止まり」なんていうネガティブな言葉を使っています。

でも、0.8%で高止まりって、すごい言い草ですよね。長期金利が1%を割っている状況で高止まりなんて不自然極まりないです。

0.8%は誰がどう見ても低金利と呼べる水準です

そもそも、0.8%台というのは、半年前の水準と大差ありません。量的緩和の前に一時的に金利が下がったのが0.5%台で、それがもとに戻っただけです。こんなものは、グラフを見れば一発で分かります。

http://www.bb.jbts.co.jp/marketdata/marketdata01.html

それを、さも、とんでもない上昇があったみたいに書くのはどうなのでしょうか?

仮に0.8%台になったのが多少の金利の上昇だとして、それに何の問題があるのでしょうか?過去10年で見ると、長期金利が1%を割ったのは、ここ1年を除けばほとんどありません。つまり過去10年で見ても、今は長期金利が低い時期といえるのです。これで金利上昇と言われても、批判のための批判としか思えないのです。

実質金利は無視ですか?

更に言うと、実質金利は全く無視して次のような批判をしています。

日銀は金融緩和で長期金利を押し下げ、銀行から企業や個人への融資金利の低下を通じて資金を借りやすくする狙いだった。しかし、結果的に企業向けの貸出金利や個人向けの住宅ローン金利は上昇した。

こういう議論って、実質金利を無視して良いのでしょうかねえ。少なくとも、日銀総裁は実質金利について言及しています。具体的には、6月の中ごろに次のような発言をしているようです。

金融緩和を受けて「色々な指標で予想物価上昇率が上がっており、実質金利がマイナスになっている」とし、実質金利低下が設備投資に好影響をもたらすとした。

金利高騰しないよう財政運営への信認重要=日銀総裁(ロイター)

つまり日銀は、実質的には金利が下がった状態だと判断しているわけですね。経済への影響を見るのなら、名目金利よりも実質金利を見ろと言うのがその主張です。

それに対して名目金利の上昇が重要だと思うのなら、この発言を堂々と批判すれば良いのですよね。実質金利を無視して企業向けの貸出金利云々を議論するのならね。

なんだか、都合が悪いことは無視して書いている感じがしてなりませんよね。

こんなまとまった批判記事を任されるくらいですから、それなりの経済の知識がある方が書いていると思われます。都合が悪いことは無視を決め込むのしょうか?

理解に苦しむなあ。

それに、そもそも、最近は金利も安定しています。「金利について今批判するの?」という疑問はどうしても感じてしまいます。2ヶ月前なら兎も角ね。

参院選を前に、無理やり書いた感は否めません。

金利くらいしか攻めてがないのでしょうね

もっとも、今アベノミクスを批判しようと思うと、金利くらいしか批判できるポイントが無いのでしょう。

上昇していた株価が一時調整するような所もありましたが、現在はまた上昇基調のように見えます。先ごろ発表された業況判断指数も悪くなかったようです。

為替もまた1ドル100円近辺まで円安がすすんでいます。ですから、為替でも批判できません。

金利以外のポイントで、悪く書きようが無いんですよね。その結果、批判を前提に書くとこんな感じの記事になるのでしょう。

いつも思うんですけど、程度の低い批判しかできないと、読者を失うような気がします。こういった報道姿勢は、自ら首を絞めているだけにしか見えません。

どうせ批判記事を書くのなら、読む価値があるようなものを書いて頂きたいものです。

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。

ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。