投資信託はどこで買うのが良いのだろうか?

投資信託をどこで買うかというのは、なかなか難しい問題です。というのも、投資信託を扱っている金融機関は非常に多いですから。

証券会社で購入できるのはもちろんのこと、銀行や生保会社での購入も可能です。投資信託会社から直接買う、直販という方法もあります。

投資信託を運用するのは、結局のところ投資信託会社です。それなら、「同じ商品なんだから、どこで買っても同じでしょう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。スナック菓子はスーパーで買ってもコンビニで買っても味が違わないのと同じことです。

確かにその通りなのですが、投資信託の場合、どこで買うかは意外と重要です。どこで買っても同じ商品のはずんですけどね。

そして結論から書いてしまうと、投資信託を買うときにはネット証券を利用するのが良さそうです。

ちなみに、大手のネット証券だったらどこでも良いとは思うのですが、新しく口座を作るのでしたらSBI証券がお勧めです。詳しい理由は後述します。

SBI証券

品揃えがぜんぜん違う

投資信託という商品は、金融機関によって品揃えが違います。A証券では買えるけどB証券では買えないことなんて頻繁に起こるのです。

これがどこで買うかが重要な理由の一つです。

株式の場合だとこんなことは無いんですよね。どこの証券会社に言っても、購入できる株式は大体同じです。一部取扱が微妙な銘柄もありますけどね。

もう少し具体的に見てみましょう。地方銀行や信用金庫で投資信託を購入しようと言う場合、、取り扱うのが十数本だけということも珍しくありません。その一方で、SBI証券などの大手ネット証券だと、取扱が2,500本を越えます。

さすがに、2桁も取り扱い本数が違うと、影響はありますよね。

それでも、厳選した十数本なら良いのかもしれませんけどね。必ずしも、そんなことも無いようです。どこがとはいいませんが、自分が買いたいと思うような投資信託が一本も無い地方銀行も知っています。

金融機関によって手数料が違う

手数料も金融機関によって異なります。投資信託の場合、販売手数料という手数料は、販売する金融機関がある程度自由に決めることができます。全社共通の投資信託もあるのですけどね。

投資信託を100万円買ったときに、A証券とB銀行で販売手数料率が1%違えば、手数料に1万円の差が出るわけです。もともと同じ商品なのですから、1万円も違えば考えてしまいます。

上に書いたような、スナック菓子の価格差程度ならかわいい話なのですけどね。スーパーで買ってもコンビニで買っても数十円程度の違いでしょうから。でも投資信託の場合は、同じ商品だからどこで買っても同じとはならないのです。

そもそも、国債の長期金利が1%も行かないような時代に、手数料が1%以上違うことがあるのです。投資をする前から失敗しているようなものだと言えるでしょう。

ちなみに、ここでも手数料が安いのはネット証券です。ネットでの取引の場合、手数料は下限に設定されていることが多いようです。

相談できるかどうかという違いも

さらに言うと、窓口で投資相談を受けられるかどうかという違いも存在します。ネット証券だと、当然ですが、店舗型の金融機関で行われているような、運用の相談はできません。

こんなふうに書くと、窓口で相談できた方が良さそうな感じもしますよね。はじめてネット証券に不利な要素が出てきたようにも思えます。

でも、必ずしもそうでもないのです。

銀行や証券会社の窓口に行くと、信託報酬が高い投資信託を勧められるのが常です。信託報酬は手数料の一つです。

これは、金融機関店頭のパンフレットを見るとよくわかります。手数料の高い投資信託がずらっと並んでいますから。そういった投信を売る気でいるのは間違いないですよね。

そして、窓口販売している金融機関は、上で書いた販売手数料も高いことも多いです。つまり、高い販売手数料を払って、信託報酬の高い投信を買わされる可能性も大きいわけです。

仮に窓口で相談するにしても、全く勉強しないでいくと鴨にされるだけでしょう。でも、ちゃんと勉強した場合、選択の基準が明確になっていますから、投信の購入で意見を聞く必要がなくなります。

やっぱり、ネット証券で買うことになりそうなんですよね。

SBI証券が良いと思います

ここまで書いてきたような理由で、投資信託の購入にはネット証券が良いのではないかと思います。SBI証券や楽天証券などの大手のネット証券なら、手数料的にも品揃え的にも問題ないでしょう。

小さい所や店舗型の系列のネット証券だと、手数料が高い所や品揃えに問題があるところもあるようですけどね。

ちなみに、個人的にはSBI証券が一番良いのではないかと思っています。理由いくつかありますが、次の3点が大きいでしょうか。

  • 2,500本を超える投資信託を扱う
  • オリコンの顧客満足度ランキングのネット証券部門で1位の常連
  • 投資信託の積み立て機能が充実している

興味がある人は、チェックしてみてください。

SBI証券

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。

ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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