投資信託の手数料はどのくらいかかるのだろう?

投資信託は手数料が高い商品です。ただ、手数料が高いといわれても、いま一つピンとこない人もいるでしょう。そこで、特定のケースを想定し、具体的にどの程度の手数料がかかるのかを計算してみましょう。

具体的な金額で計算することで、手数料のイメージがつかめることと思います。

人気の投資信託の手数料を計算してみよう

具体的な投資信託の例として、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」という投信を利用して考えてみましょう。

この投資信託は、「投資信託 売れ筋ランキング」というページで1位の投信として紹介されているものです。「インターネットトレードでの買付金額のランキング」とありますから、これを書いている時点で良く売れている投資信託と言うことですね。

今回はこの投信を100万円買って、10年保有したとして手数料を概算してみましょう。ちなみに、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のランキングを選んだのは特に理由はありません。たまたまランキングページを見つけただけです。

まず、この投資信託の手数料ですが、5000万円未満の販売手数料が3.15%かかります。そして、信託報酬が年1.659%で設定されています。

販売手数料というのは、名前の通り販売した時に1回だけ取られる手数料です。また、信託報酬というのは、日々少しずつ取られる手数料です。ただ、料率としては年○%と規定されています。実際は日割りで引かれるわけですね。

まず販売手数料ですが、投資額が100万円ということですから、販売手数料が3万1500円です。これは単純な掛け算です。

信託報酬がいくらになるかは、基準価額の変動によって異なります。今回は簡単のために基準価額が一定という仮定の下で計算してみましょう。そうすると、信託報酬は1年で1万6590円ということになります。投資期間が10年ですから、トータルで16万5900円となります。

2つの手数料を合わせると、19万7400円となります。つまり、投資信託を購入して10年保有すると、およそ20万円の手数料がかかるということです。

これをみると、結構な手数料がかかることが分かっていただけると思います。

手数料が安い投資信託を使った場合

それでは、手数料が安い投資信託を選んだ場合は、手数料はどの程度下がるのでしょうか?日本株に投資するインデックスファンを例に計算して見ましょう。

具体的には、「eMAXIS TOPIXインデックス」という投資信託を例にとって見ましょう。この投信は、日本株に投資する投資信託の中では、かなり手数料の安い投資信託です。

それでは、この投資信託の手数料を見てみましょう。まず販売手数料ですが、販売手数料は全くかかりません。

次に信託報酬ですが、年0.42%で設定されています。上記のように基準価額が動かないと仮定すると、100万円を投資した場合、毎年4,200円の手数料がかかります。10年で4万2000円ということですね。

これは「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」の例と比べると、5倍弱の違いがあるということですよね。これだけ手数料の差があれば、投資結果に大きく影響を与えるのはよくわかりますよね。

はっきり言って、手数料が高い投資信託を選んで儲けられるとは思えないのです。投資信託では手数料にこだわるのが大事だということがご理解いただけると思います。

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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

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投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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