投資信託の初心者は銀行で投資信託を買うことが多いのかな

投資信託は様々な金融機関で購入することができます。

一番伝統的な方法は、証券会社の窓口で購入する方法でしょう。最近は、ネット証券を使ってネット経由で購入することも可能です。

また、銀行や生命保険会社のような、証券会社以外の金融機関でも購入できるようになりました。

最近の統計を見ると、これらの金融機関の中で、銀行経由で投資信託を購入する人が多いようです。逆に、ネット証券を使って購入する人はそれほど多くないようですね。

銀行は投資信託を販売するのに有利な立場である

現在の状況を考えてみると、銀行で投資信託を買うというのは、とても理解しやすいでしょう。銀行というのは、投資信託を販売するのにとても有利な立場にあります。

投資信託の販売で面倒なものの一つは、代金の支払いです。投資信託の購入代金は、数十万円単位とか数百万円単位になることが多いです。ということは、証券会社で投資信託を買う場合などは、そのお金を銀行口座から証券会社の口座に移してこないといけません。

ところが銀行で買う場合は、資金を移す必要はありません。自分の銀行口座にお金がはっているので、それを使って購入すれば良いのです。これだけを考えても、銀行が有利なのは明白ですよね。

さらに言うと、銀行は預金者の預金残高を把握しています。例えば、1,000万円の残高があることを知っていれば、「200万円分だけでも投資信託どうですか?」というような営業はしやすいですよね。定期預金が満期を迎えるタイミングで勧誘するなんてことも出来ますし。

つまり、営業を行ううえでも、投資信託は有利な立場にあるのです。有料顧客のリストを持って、その財布もおさえた上で営業しているようなものですから。

銀行で買うのが良い選択なのかは疑問

ただ、購入しやすいからと言って、銀行で投資信託を買うのが良い選択というわけではありません。別のページでも書いているように、信託報酬という手数料が高い投資信託を勧められることが多いようなんですよね。

また、ネット証券と比べると、販売手数料が高めに設定されていることが多いようです。購入額によっては、販売手数料だけで数万円の差になることもありますからね。

さらに言うと、悪質ともいるような営業活動を行っている銀行もあるようです。

ですから、私個人としては、あまりお勧めは出来ないというのが率直なところです。私だったら、ネット証券の利用をお勧めします。ネット証券の場合、自分で1から投信を選ばないといけないというハードルはありますけどね。

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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