2013年10月 のアーカイブ

磐田信用金庫で投資信託を買うのはデメリットの方が大きそうだ

2013年10月29日 火曜日

地方銀行や信用金庫が投資信託を扱う状況を調べているシリーズの3つ目です。磐田信用金庫という信用金庫についてみてみましょう。

磐田信用金庫は、名前から分かるように、静岡県磐田市を中心にする信用金庫です。サイトを見る限り、浜松市にも多くの店舗があるようですね。その他、周辺の袋井市や掛川市などにも店舗があります。

全部で33店舗あるようですから。また、預金残高は6,423億円1 ということです。信用金庫としては、平均的なところなのでしょうかねえ。そんな金融機関です。

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  1. 都道府県別の中小・地域金融機関一覧表」より。25年3月末時点のデータ []

静岡銀行の投信取り扱い状況は?メリットとデメリットは?

2013年10月29日 火曜日

地方銀行や信用金庫の取り扱う投資信託を見ていくコーナーの2つ目です。ここでは、静岡銀行についてみてみましょう。

静岡銀行は地方銀行の中ではかなり規模が大きい銀行と言えるでしょう。地銀の中ならベスト5に入るくらいの預金残高があります。

大きな銀行なので投資信託の取り扱いに積極的かというと、必ずしもそういうことではないようです。全部で18本の取り扱いしかありません。

預金残高が1桁違うような銀行の方が、逆に取り扱い本数がずっと多事も珍しくありません。投資信託に関しては、あまりやる気が無いのでしょうね。実は、投信に積極的でないことは、そのほかの点からも伝わってきます。

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川崎信用金庫で投資信託を買うのは正しい判断か?

2013年10月28日 月曜日

中小の銀行や信用金庫の投資信託の取り扱い状況はどうなっているのでしょうか?ちょっと興味があるので、いくつかチェックしてみたいと思います。

基本的に投信への投資を考えるとき、まず思いつくのはネット証券か大手の証券会社、あとはメガバンクぐらいですよね。でも、地方銀行や信用金庫でも投資信託の取扱はあるわけです。

そういうところがどういう販売の仕方をしているのか、チェックして見る価値はあるでしょう。数は少ないけど、バランスが良い取扱をしているかもしれませんし。

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意外な事実!投資信託では海外債券よりも国内債券が有利らしい

2013年10月25日 金曜日

前の2ページで見てきたこと1 を踏まえると、投資信託を利用する限りにおいては、手数料の分だけ国内債券の方が海外債券よりも若干有利ということになります。海外債券に関しては、先進国の一定以上の格付けの債券に投資する投信という仮定はひつようでしょうけどね。

もちろんリスクのある投資ですから、実際の運用がどうなるかは分かりません。やってみたら海外債券の投資信託の方が結果が良かったということも十分にあり得ます。ただ、あくまで確率的には、国内債券の方が有利ということです。

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  1. 人気の海外債券の投信!でも期待リターンは多分2%ほど
    国内債券の投資信託は年2%程度の期待リターンと考えるのが自然 []

人気の海外債券の投信!でも期待リターンは多分2%ほど

2013年10月25日 金曜日

日本で販売されている投資信託で一番種類が多いのは、海外債券に投資する投資信託です。全体の3分の1程度が海外債券に投資する投資信託と考えていいでしょう。

それでは、海外債券が特別儲かるかというと、そんなこともありません。例えば、GPIF の見立てだと、海外債券の期待リターンは3.2%です。同じGPIF の考える、国内債券の期待リターンが3.0%です。ということは、国内債券とほとんど同じようなリターンしか期待できないと考えれているようです。 1

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  1. ちなみにGPIF というのは、日本の公的年金の運用方針を決めている機関ですね。 []