投信の手数料をワールドリートオープンの運用報告書でチェック

投資信託には手数料がかかります。そして、この手数料が投資信託で投資をする上での最大のネックになります。

手数料の何が問題かというと、単純に高すぎるのです。手数料が足を引っ張って、パフォーマンスがかなり低下する原因になるわけですね。

ただ、こんなふうに書かれても、いま一つ理解できない人も多いでしょう。そこで、どの程度の手数料がかかるのか、実際の運用報告書の数字をもとにチェックしてみましょう。これが手数料について考えるきっかけになれば幸いです。

ワールド・リート・オープンは楽天で2番目に売れている投信

今回は「ワールド・リート・オープン」という投資信託の報告書を使います。この投信を選んだ理由は特にありません。楽天証券の買い付けランキングで2位と上位にいたので、目に付いただけです。

特におすすめする意図もなければ、悪く言う気もありません。

半年分の運用報告書が公開されていました

楽天証券の「ワールド・リート・オープン」のページを見ると、4,527円という基準価額がチェックできます。大事な数字なので、ちょっと覚えておいてください。

また、ページ中段には、この投信の最新の運用報告書へのリンクがはられています。

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そこをクリックすると、100期から105期の運用報告書のPDF ファイルがでてきました。毎月決算の投資信託ですので、この6期で約半年分ということです。

報告書をスクロールしていくと、「1万口(元本10,000円)当たりの費用の明細」という項目が見つかるはずです。これが、上で見た基準価額4,527円に対する半年分の手数料と言うことですね。半年分の金額が約41円であることが分かります。

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単純に2倍をして考えると、この投信は4,527円に対して年間82円の手数料がかかっていることになります。

100万円に対して毎年2万円弱の手数料を取られているイメージ

この手数料から、仮に100万円投資した場合の手数料も計算することが出来ます。100万円を基準価額の4,527円で割って、82円をかけてあげるだけです。

そうすると、100万円を投資した場合の年間の手数料は1万8114円であると計算できます。毎年2万円近く取られると思うと、結構な手数料ですよね。100万円運用して年2万円稼ごうと思ったら、なかなか大変ですから。

この手数料が運用の足を引っ張るのです。これだけの手数料を取って、影響が小さいはずがないわけです。

信託報酬の年率が目論見書などに記されていますから、こうした数字は新しいものではありません。ある程度の額は、事前に計算することが可能です。

でも、こういう具体的な数字で見せると生々しくないですか。

なぜ良く売れているかは疑問

ところで、この投信がなぜ楽天で売れているのかは疑問です。手数料も安くないですからね。分配金の再投資を考慮したとしても、パフォーマンスも大してよくありません。

ボラティリティが大きいようなので、瞬間的に大きく儲かった時期はあるのかなあ。ただ、リーマンショックの反動で、下がった分が上がっただけという感じがするのですけど。

やっぱりよくわかりません。

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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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