前のページで見たように、手数料(信託報酬)にこだわるのならETF を利用すべきです。ただ、間違った金融機関を利用した場合、手数料の安さを十分に活かすことができません。証券会社にもこだわる必要がありそうです。
結論から書いてしまうと、ETF に投資するのなら、GMOクリック証券を使うのが良さそうです。逆に、大手の証券会社の店頭で投資するのは最悪です。
買い付け手数料で25倍も差がつくことが
実例を交えて、考えてみましょう。
例えば野村證券の店頭でETF を100万円分買ったとしましょう。野村證券のサイトには、「0.9030% + 2,604円」の買い付け手数料がかかるという情報が掲載されています。実際に計算してみると、 1万1634円の手数料がかかることになります。
信託報酬の節約を意図してETF を買ったのに、1%以上の手数料がかかってしまうのです。これでは本末転倒ですよね。
次にネット証券大手のカブドットコム証券で同じく100万円分のETF を購入したとしましょう。インターネットを使った場合、1,039円の手数料で購入することが出来ます。ネット証券を使うだけで、手数料が10分の1以下になってしまいます。
GMOクリック証券を使った場合、手数料はさらに安くなります。100万円分の買い付けの場合、470円で大丈夫なのです。野村證券の店頭で買う場合と比べて、約25分の1の手数料しかかからないのです。
顧客満足度も高いGMOクリック証券
GMOクリック証券をおすすめするのは、何も手数料が安いからだけではありません。顧客満足度も高いのです。
例えば、2013年のオリコンによるネット証券顧客満足度ランキングでは、SBI証券に次ぐ2位という好成績でした。しかも、かなり僅差の2位なのです。
投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を
投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?
iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。
ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?
投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。
投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。
ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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