グロソブの今後は?解約が急増しているけど大丈夫?

2013年の中ごろまでは、国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(以下、「グロソブ」)と言えば日本で一番純資産総額が大きい投資信託でした。現在でも、投資信託の取り扱い本数が少ない金融機関でも、かなりの確率で取り扱いがあります。1

しかし、現在では、以前のような勢いはありません。純資産総額では、一部のETF に抜かれ、これを書いている時点では3位まで落ちています。2

しかも、チャートで見ると一目瞭然ですが、純資産総額の減少に歯止めがかかっていないようです。

2008年ごろより純資産総額が右肩下がり(Yahoo!ファイナンスより)

2008年ごろより純資産総額が右肩下がり(Yahoo!ファイナンスより)

このまま行くと取り扱いが減る可能性も

この投資家離れがとまらなければ、グロソブの凋落傾向に拍車がかかる可能性もあります。取り扱い本数が少ない金融機関で、グロソブ以外の海外債券の投資信託を取り扱うようになる可能性もあるからです。

小さい金融機関だと、海外債券は1本しか扱っていないと言うケースも多いです。グロソブの賞味期限が過ぎたと判断されれば、違う海外債券の投資信託に乗り換える所も増えてくるでしょう。

販売チャンネルが減ってしまうわけですから、運用会社としては大きなダメージでしょうね。

現在でも、非上場の投資信託の中では、グロソブの純資産総額はトップです。ですから、そういうことがすくに起きるとは思いません。

しかし、数年の単位で見れば、そういうことが起こっても不思議ではありませんよね。十分ありうるシナリオでしょう。

時々様子を伺ってみるのも面白いと思います。

個人的には自然な姿に見えますけどね

もっとも、私個人としては、この傾向は正しい状態に戻っているだけにしか見えません。そもそも、毎月分配型の海外債券の投資信託が純資産総額でトップで居続けると言うのは不自然に見えるからです。

毎月分配型の投資信託なんて、運用のために預けたお金が毎月戻ってくるだけの仕組みです。はっきり言って、全く無意味なことをしているのです。「そんなものが人気なの?」という疑問を持っている人も多いはずです。

また、海外債券の期待リターンは、国内債券などの他の資産に比べて特に高いわけではありません。一方で、為替変動のリスクがあるのでリスクは小さくありません。ですから、良い投資だとも思えないのです。

手数料が安いETF がグロソブに取って代わったのは、合理的な判断をするようになったとしか思えないわけです。金融機関にはうれしくない話でしょうけどね。


  1. 参考:磐田信用金庫で投資信託を買うのはデメリットの方が大きそうだ」「川崎信用金庫で投資信託を買うのは正しい判断か?」 []
  2. 参考:ETFという投信は定着した?グロソブを抜き去ったETF []

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