■ ETF の売買手数料が書かれたページが無い!
ETF を初めて買う人は、ちょっと戸惑うかもしれません。なぜかと言うと、ETF の売買の手数料は証券会社のサイト内に書かれていないことが多いのです。正確に書くと、書かれていても、探すのに苦労する場所に書かれていることが多いのです。
現物株式の売買手数料のように、Google で検索して一発で見つかると言うことは稀です。色々探し回ってやっと見つかる感じなのです。
現物株と同じだからわざわざ詳しく書かれない
ETF の売買手数料の情報が探しにくいのは、事情を知っている人には当たり前の話かもしれません。ETF は現物株の売買手数料と同じなので、わざわざ詳しく説明をしないのです。サイトのどこかに、「株式売買手数料と同じです。」と一言書いてお終いなのです。
ちなみに、ETF の手数料が現物株式と同じと言うのは、例えば東証のサイトなどでも説明されています。
投資家がETFを売買する際に証券会社に支払う手数料で、一般的に株式と同様となっています。
ただこの状況は、投資経験の浅い人には不親切ですよね。だって、初心者には、ETF の手数料が株式と同じだなんて分からないはずですから。
このETF 手数料問題は、改善の余地があると以前から思っているのです。対応してくれると良いのですが。
株式と同じには例外もある
さて、先ほど紹介した東証の説明では「一般的に株式と同様」と書いてありましたよね。「一般に」と書くと言うことは、例外があるのでしょうか。あるいは単に、「制度上は必ずしも現物株と同じにしなくても良い」という程度の意味なのでしょうか。
実は、ETF の手数料に関しては、実際に例外があります。株式と手数料が違うことがあるのです。
具体的には、カブドットコム証券が、一部のETF の売買手数料を無料にしています。自社系列の委託会社のETF を中心に、何本かのETF の売買手数料が無料です。
これ以外に現物株とETF の売買手数料が異なるケースがあるのかどうかは知りません。ただ、少なくとも、例外のケースが存在することは事実です。
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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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