投資信託を買うタイミングってあるの?| 気にしすぎても仕方がありません

投資について考える時に、多くの人が頭を悩ますのが「今は投資するのに良いタイミングなのだろうか?」という点です。実際、投資信託を買う場合も、タイミングで悩む人は多いです。

悩む人は行動できない

しかも状況がどうであれ、悩む人は悩むんですよね。

例えば、株高の時には「株高の今は投資に良いタイミングなのだろうか?加熱しすぎでしばらくしたら下がるのでは無いだろうか」なんていうふうに悩みます。逆に株安の時には「日本経済が立ち直ることが出来ず、このまま株価が下がり続けるのではないか」なんていうふうに悩みます。

どちらにしても悩みすぎて、結局買うことが出来ないというパターンも珍しくありませんん。

もちろん、株安や株高だけでなく、その他の様々なもので悩むことが出来ます。例えば、為替でも悩むことが出来るでしょう。「円高だから日本の景気が減速し、日本株はヤバい」と思ってみたり、「円安だから内需型の企業が倒産する」と不安になってみたりするわけです。

その他にも、投資タイミングを悩ませる要素はたくさんあります。金利でも悩むことが出来るでしょう。失業率でも悩めるでしょう。アメリカの経済政策でも悩めますし、中国の不動産価格でも悩むことは出来ます。さらに極端な例だと、雑誌に載っていた占すら投資に結び付けて悩む可能性があります。

こういう問題については、どうやって考えれば良いのでしょうか?何か解決方法を見つけないと、永遠に投資が出来ないですよね。

投資信託ではタイミングを気にしない方が良い

結論から書いてしまうと、投資信託を使って投資する場合は、あまりタイミングを気にしなくても良いでしょう。

もちろん結果的に見れば、投資に有利だったタイミングも不利だったタイミングもあるはずです。でも、投資するタイミングには、今が有利なのかどうかはなかなかわからないものなのです。

それが簡単に分かるのなら、お金儲けなんて誰でも出来てしまいますからね。世の中に投資長者が少ない現実を見ると、投資のタイミングをはかるのは難しいと考えて良いはずです。

それではタイミングを重視しないのなら、代わりにどうしたら良いのでしょうか。一番合理的な解決方法は、様々なタイプの投資信託に投資することでしょう。

色々な投資対象の投資信託を買うことで、タイミングで大きく失敗するという可能性は小さくなります。例えば、日本株の投資信託と外国株の投資信託を一緒に買えば、為替に対する影響はある程度相殺できますよね。様々なタイプの投資信託を買うことで、ある投資信託のタイミングの失敗を別の投資信託がカバーしてくれるのです。

もちろん、国内外の株式も債券も不動産も全滅というようなタイミングが無いわけではありません。例えば、リーマンショック直後なんかはそうでしたよね。でも、そういう特殊な状況でもない限り、分散投資をすることでタイミングの問題はある程度解消されます。

少しでも長い時間運用するほうが有利

確率的に言うと、投資信託というのは長期では基準価額が上がっていくものです。ということは、大きく儲けようと思ったら、少しでも長い期間運用するのが大事なポイントになります。

この点を踏まえて考えると、投資をするベストのタイミングは出来るだけ早くということになるはずです。もちろん、基準価額の上げ下げが予想できれば、ベストのタイミングは「今すぐ」とはなりませんけどね。それが分からないのであれば、出来るだけ運用期間を長くするような選択をすべきです。

分散投資はタイミングよりも重要

ちなみに、投資の専門家によると、投資はタイミングよりも分散の方が大事なのだそうです。投資について考える時には、どのタイミングに投資するかを考えるよりも、どんな金融商品をどういう割合で買うかに心を砕きましょう。

タイミングよりも分散が大事というのは、投資信託が超が付くくらい長期の運用であることからも分かります。10年とか20年とかのスパンで考えているのに、現在の経済状態を気にしすぎても仕方がありません。

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投資信託では金融機関はどこを使う?

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