友達?ただの鴨?| 証券会社や銀行に勤める友達から投資信託の購入をすすめられたらどうする?

ネットを見ていると、「証券会社に勤める友人から投資信託をすすめられた」というような書き込みを時々見かけます。これって、どういう意図ですすめているのでしょうね。

もちろん、純粋に友人として、好意でアドバイスしているケースもあるでしょう。将来のことを思ったら、資産運用をするのは良いことですからね。専門知識を持っていたら友人にアドバイスをしてあげたくなるものです。

でも、自分の営業ノルマを達成するために声をかけられている可能性も小さくはなさそうですよね。金融系は営業ノルマも厳しいようですから。

純粋なアドバイスだとしたら、「営業されているのかも?」と疑うのも悪い気がします。でも、営業だったら、ビシッと断りたいですよね。友人関係を相手の利益のために使われるとしたら、逆に関係がおかしくなるでしょうから。

特定の投資信託を買ってほしそうだったら営業かも

金融機関は投資信託を売る時に、特定の投資信託に絞って営業する傾向があります。今月はこの投資信託を売ってきなさいというようなノルマがあるのです。

ですから、特定の投資信託を強く勧めるようだったら、営業されている可能性が大きいと考えて良いでしょう。特に、その投資信託が証券会社や銀行と資本関係があるところだと、さらに疑わしいです。

「似ている投資信託は他にもあると思うけど、何故これが良いの?」とか聞いてみると良いかもしれません。

手数料をチェックし見るのも大事

しっかりチェックしてみたければ、手数料をチェックしてみるのも大事かもしれません。一口に投資信託といっても、手数料は全然違います。

しかも、手数料が高ければパフォーマンスが良いわけでもありません。ですから、投資信託を選ぶ時には、手数料が高いものから削っていくのが基本です。

一方で金融機関としては、少しでも手数料が高い投資信託を売りたいわけです。金融機関の利益につながりますから。ですから友人が営業目的なら、手数料が高い投資信託をすすめてくる可能性が大きいわけです。

友人から金融商品は買わないのがおすすめ

率直に言って、友人関係にある人からは金融商品を買わないのがおすすめです。利害関係が絡むと、人間関係が崩れますから。

それに、友人から買った金融商品ということになると、客観的な判断がしにくくなる懸念もあります。例えば、友人からすすめられて投資信託を買った場合、それを売るのはちょっと抵抗がありますよね。

さらに良くないのが、こちらの経済状況が部分的にとは言え相手にわかってしまうことです。どの程度の友人なのかにもよりますが、あまりこちらの資産状況は友人関係の人に知られたくないものです。

純粋な善意なのか営業目的なのかは別にして、避けておいたほうが無難なように思われます。

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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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