投資信託をこまめにチェックしていたら売りたくなった。売っても良いのだろうか?

知恵袋などの質問サイトを見ていてよく出会うのが、今持っている投資信託や株式を売っても良いのかを聞く内容です。本当に良く見かけます。

「これは値上がりしたので売っても良いか?」と聞くケースもあれば、「こんなに下がったので売っても良いか?」というような質問もあります。結局、投資信託とか株式って、持っていると売りたくなるものなのでしょうね。上がっても下がっても関係ないようです。

何で他人に売って良いかどうか聞くのかなあ?

個人的にどうしても疑問なのが、何で見ず知らずの他人に売って良いかどうか聞くのかという点です。自分の持っている投資信託やら株式ですから、売りたければ勝手に売れば良いわけです。

しかも質問サイトで聞くということは、投資スキルすら分からない見ず知らずの他人に尋ねるわけです。率直に言って、意味が良く分かりません。無責任な回答が返ってきて、害の方が大きいような気すらします。

勝手な想像ですが、自分の中で決めたルールを破って売却するのに抵抗があるのでしょうかねえ。長期投資をすると決めていたのに、1年もたずに決心が揺らいだとしたら、誰かに賛成してもらいたくなるのかもしれません。

複数の投資信託をパッケージで考えてみよう

投資信託を売りたくて仕方がなくなるタイプの人は、もっている投資信託の一本一本の値動きを気にしているような気がします。この投資信託は2割上がったから売りたいとか、この投資信託は3割下がったから売りたいといった感じで考えていそうです。

しかし長期投資で大事なのは、持つべき資産の割合を決めそれを維持することです。例えば日本株4割、外国株4割、外国債券2割のような割合を決め、その割合が変わらないようにするのが大事なのです。ですから、個別の投資信託の上げ下げで売りたくなっていたら、うまく行くものもうまく行かなくなってしまいます。

ですから、こまめに売買をしたいと思うタイプの人は、資産の割合が正しく保たれているかをチェックしてみたら良いのでは無いかと思います。日本株が値上がりし、資産の5割を超えるようになったとします。そんな時に、ちょっと売って別の資産を買い、日本株の割合を4割に戻したりするわけです。

こういう売買なら意味があることなので、定期的にやる価値はあるでしょう。

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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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