「グローバル・ソブリン・オープン」でYahoo!やGoogle で検索してみると、予想検索で「グローバル・ソブリン・オープン 今後」という候補が出てきます。かつて人気だったグローバル・ソブリン・オープン(以降「グロソブ」と呼びます)ですが、人気の低下は明らかです。「自分もいつまでも持っていて良いのか?」と不安になる人も多いのでしょうね。
実際のところ、グロソブを持っている人は、どのように行動するのが良いのでしょうか。売ってしまうのが良いのでしょうか。持ち続けるのが良いのでしょうか。
パフォーマンスが悪いので乗り換えても良いかも
グロソブのパフォーマンスを見てみると、率直に言って近年はかなり悪いようです。分配をしなかった場合の運用成績は、ベンチマークよりもかなり悪いものになっています。そして、その乖離が徐々に大きくなっています。
外国債券の投資信託を持つにしても、グロソブである必要は全くありません。インデックスファンドか何かで、もっと手数料が安い投資信託を選ぶと良いでしょう。
すくなくとも、私だったら、手数料の安い外債の投資信託に乗り換えます。
グロソブがなくなってしまう可能性は
このままいくと、グロソブが無くなってしまう可能性について懸念している人もいるかもしれません。かなりの勢いで資金が逃げていますから、その可能性を心配する人がいても不思議では無いでしょう。
この可能性についても、ちょっと調べてみましょう。
これを書いている現在のグロソブの毎月分配型の純資産総額は、1兆円強ということです。まだまだ巨大投資信託であることは間違いがありません。また、目論見書によると、繰上償還のラインが30億口です
計算が面倒なので1兆円が何口なのかまでは確認しませんが、繰上償還を心配するような状況では全くないことだけは確かです。少なくとも毎月分配型に関してはということですけどね。
ということで、とりあえず当面のところ、グロソブ自体が無くなってしまう心配は要らないようです。
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投資信託では金融機関はどこを使う?
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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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