投資について勉強する時間が無いから投資信託で運用したい| この考え方って、かなり危なっかしいような…

投資信託は投資初心者でも利用できる、簡単な商品だと宣伝されることがあります。投資信託に関してよくある宣伝文句は、次のような感じですね。

「投資の知識が無くても、投資の専門家が運用してくれます。だから、勉強しなくても投資が出来る投資信託を利用しましょう。」

で、この後に続くのが、自社で買わせるための次のような文句です。

「とは言え、投資信託にはたくさんの種類があります。たくさんある投資信託から一本を選ぶのは大変です。その点に関しては、当社(銀行だったら「当行」)の相談員とご相談の上で決めると良いでしょう」

基本的には簡単だけど、難しい部分も少しはある。そこで、私たちから買うとトラブルが解消できますよ。こんな流れで宣伝していくわけです。

この売り方には注意が必要です

このセールストークを聞くと、銀行や証券会社の窓口に行って投資信託を買うのは、賢い選択のようにも思えます。でも、実際のところ、ちょっと危なっかしい感じがしないではありません。

なぜかというと、金融機関の営業と言うのは、「この投資信託を○○万円分売って来い」みたいなノルマを持っているのです。そういうノルマを持っている人には、知識が無い見込み客は良い鴨ですよね。

ということは、投資信託を選ぶ段階で、見込み客のための投資信託選びではなくなる可能性も大きいわけです。なんだかんだと理屈を付けて、売りたい投資信託をすすめてくる可能性はあるわけです。

ある程度の知識は必要

ということで、商品を売る側に完全に依存してしまうのは、ちょっと危険なんですよね。電化製品を選ぶのとは、ちょっと違うわけです。時間が無いから投資信託でと考えている人も、やっぱり最低限の勉強はしておくべきでしょう。

手数料体系やどんな投資信託があるのかを知り、自分でもある程度選べるレベルになるわけです。その上で、誰かの意見を聞きたかったら、金融機関で相談するというスタンスを取れば良いわけです。

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。

ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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