質問サイトを見ていたら、次のような趣旨の質問がありました。
新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)の販売手数料が一番安いところはどこでしょうか。どうやって調べれば良いのか分かりません。
なるほど、普段投資信託について調べる機会が少ない人は、こういう部分でつまずくのですね。ちょっと意外な質問で面白かったです。
ちなみに販売手数料というのは、投資信託を購入するタイミングで窓口になる金融機関に支払う手数料です。購入手数料などと呼ばれる事もあります。
販売手数料は金融機関によって違う
まず前提知識として確認しておきたいのが、販売手数料と言うのは金融機関によって違うと言う点です。もう少し正確に言うと、どこで買っても販売手数料が同じ投資信託と、金融機関がある程度自身の裁量で決められる投資信託があります。
販売手数料の違いは、実は慎重に選ぶ価値があります。例えば、A社とB者の販売手数料が1%違うとします。投資額が100万円程度でも、手数料が1万円違うのです。当然ですが、投資額が1,000万円なら10万円も手数料が違ってくるのです。
これだけ違うとなると、多少手間がかかっても、手数料が安いところを選びたくなりますよね。
色々なサイトで調べる事ができますが
投資信託の販売手数料を紹介しているサイトは、いくつかあるようです。個人的には投資信託協会のサイトを利用しています。
その理由は、やっぱり一番信用できそうですからと言うのが大きいでしょうか。それに、このサイトを別の目的で使う事も多いというのも、頻繁に利用する一つです。
情報を探すときには、次のような手順で探すと良いでしょう。
- 「投資信託協会」で検索
- 「ファンド情報」をクリック
- ファンド名で検索
- 該当する投資信託名をクリック
- 「販売会社」をクリック
実際に販売手数料を調べてみると
新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)の販売手数料を調べてみると、税抜きで2%~3%の間で設定されています。ただ、2%の手数料で販売している金融機関は、名前も聞いたことがないようなところでした。地方の小さな証券会社なのかな?
大手だと3%に設定しているところが多いようですね。ただ、ネット証券のSBI証券は若干手数料が安いようです。と言っても、2.5%ですから、購入額が小さい場合は、それほど大きな影響はなさそうですけどね。
まあ、手数料にこだわる人は検討してみてください。
投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を
投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?
iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。
ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?
投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。
投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。
ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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