新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)の基準価額ってどうやって決まっているの?基準価額の計算方法はどの投資信託でも同じです

新光US-REITについて質問です。

基準額はどのように決まっているのでしょうか?計算方法を教えてください。

知恵袋にあった質問です。そのままの文章でご紹介しました。

すがすがしいくらい直球の質問ですが、目からうろこの質問でもありました。「そうか、こういうところから理解していない人が多いのか」と思ったのです。

でも確かに、投資信託が何かを知らない人なら、当然抱く疑問ですね。

資産の時価総額を口数で割ればOK

質問の中で「基準額」と書かれているのは、「基準価額」のことですね。これは「基準価格」と間違われる事も多いです。

さて、投資信託の種類によらず、基準価額を求める方法は同じです。しかも、方法はとてもシンプルです。現在の運用資産の時価総額を口数で割るだけなのです。

運用資産の時価総額のことを、純資産総額と言います。

基準価額 = 純資産総額 ÷ 総口数

要するに、一口あたりの純資産総額のことを基準価額と言うわけですね。
新光US-REITオープンだったら、アメリカのREIT を中心に運用されているでしょう。投資信託が持つそれらの資産の時価総額や、短期資金を合計したのが、純資産総額です。それを総口数で割ると基準価額になるわけですね。

基準価額の計算式を理解していると、分配と基準価額の関係が理解できる

余談ですが、基準価額の計算式が分かっていると、分配と基準価額の関係が理解できます。

分配と言うのは、純資産総額を削ってお金を投資家に返すという行為です。とうことは、分配をすると、純資産総額が減ることになるわけです。

一方で分配をしても、総口数には影響はありません。ということは、分配をすると、純資産総額が減ったのに合わせて、基準価額が下がるわけです。

結局、分配と言うのは、投資家に運用資金を返しているだけの話なのですね。そんなものをありがたがることが、いかに馬鹿馬鹿しいかわかるでしょう。

でも、これが分かっていない人が多いんですよね。ですから、いまだに、純資産総額が大きい投資信託の中には、毎月分配型の投資信託が多数入っています。

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