老後の準備にはどんな投資信託を使ったら良い?

投資信託は老後の準備に使える金融商品の一つです。しかし、全ての投資信託が老後準備に向いているわけではありません。また、老後準備に使うには、ちょっとしたコツもあります。

老後の準備に使える投資信託はどんなものでしょうか。また、どんなふうな使い方をするのが良いのでしょうか。

手数料が安いインデックスファンドがいいでしょう

老後のために投資信託を使うとすると、長期的な運用をすることになります。ということは、長期的な運用をするのに便利な投資信託が良いということになります。

長期的に運用するとなると、特に重要なのが手数料でしょう。特に、日々かかる手数料である、信託報酬はとても大事です。

信託報酬が大きい投資信託を使ってしまうと、よっぽどうまく運用しない限り、大きく増やすことは出来ません。減らしてしまう可能性も大きくなります。

ですから、投資する前に信託報酬はしっかりチェックすることが必要です。

また、長期投資の場合は分散投資が大事です。分散投資をすることを考えると、テーマを限定した決めたものよりも広い範囲に投資する投資信託の方が良いでしょう。

例えば、環境関連株投信みたいなものに投資するよりは、日本株全体に投資した方がいいわけです。あるいは、アメリカの債券に投資する投資信託よりも、世界中の債券に投資する投資信託の方が向いていることになります。

さらに言うと、こうした投資信託を複数組み合わせるのが分散投資としては賢いやり方です。例えば、日本株か外国株かでは無く、日本株と外国株ということですね。

以上の点を考えると、インデックスファンドに投資するのがよさそうです。しかも、一つのインデックスファンドに限定するのではなく、複数を買って広く分散するのが良いでしょう。

例えば、日本株のインデックスファンド、外国株のインデックスファンド、外国債券のインデックスファンドのような形で買うのが良いでしょう。

どう組み合わせるかは、実は技術的に非常に難しい話です。ですから、これがいいというのは、なかなか言いにくいところです。

ただ、一本だけを買うよりも、うまく組み合わせる方がいい事だけは間違いありません。

時間を掛けて準備をするなら積み立てることを考えた方が良い

ちなみに、時間を掛けて老後資金を準備することを考えると、積み立てられる方が便利でしょう。ただ、これは、どの投資信託を選ぶかというよりも、どこで投資信託を買うかという方が重要です。

何故どこで買うかが重要かというと、同じ投資信託でも積み立て可能な金融機関と積み立てが出来ない金融機関があるのです。積み立てに力をいているとなると、店舗型の金融機関よりも、ネット専業の金融機関の方が力を入れているところが多いです。

特におすすめなのは、SBI証券です。積み立て可能な投資信託の本数も多いですし、積立額の下限も低めに設定されています。

まとめ

以上を整理すると、「複数のインデックスファンドを積み立てるのが良い」ということになりそうです。しかも、金融機関は積み立てがしやすいネット証券を選ぶとよさそうです。

投資信託を使った老後資金の準備を考えている人は、参考にしてみてください。

投資信託での資産運用を考えるなら、その前にiDeCoの検討を

投資信託での運用を考えているあなた。その前にiDeCo は活用していますか?

iDeCo なら、投資信託を使った資産運用ができる上に、有利な節税の仕組みもあります。条件が整えば、年間数十万円単位の節税になる人もいます。この有利な仕組みを使わない手はないでしょう。

ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?

投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。

投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。

ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。