SBI証券では「ファンドの目論見書の見方」というページを作って、投資信託の目論見書を見るポイントを解説しています。それによると、目論見書を見るときのポイントは、次の5つなのだそうです。
- どんなファンドなのか知る
- ファンドのリスクを理解する
- 分配金と決算について確認する
- ファンドの運用状況を確認する
- ファンドにかかるコストを把握する
どうやって確認するかの説明はあまり無い
この5つが重要であることに異論は無いのですが、問題はどのような基準で判断するかですよね。SBI証券の説明だと、こんなことが書かれていますよというだけで終わっています。
本当は、どんなふうに確認するかも説明して欲しいのですけどね。そういうドキュメントは見つけられませんでした。
まあ、細かく書き出したら、本が一冊書ける内容ですからね。仕方がないといえば仕方がないのですけど。もう少し頑張って欲しいものです。
他の投資信託の目論見書を比較をするのも大事
また、本来だと、類似した投資信託の目論見書と読み比べる事も大事です。特に、コストの部分はかなり真剣に比較する必要があるでしょう。この部分に関しては、指摘が無かったようですね。
コストの比較がなぜ重要かというと、コストの大小で投資のパフォーマンスがかなり違うからです。極端な話ですが、日本株なら日本株といった同じ種類の投資信託で比べる場合、コストだけで選んでしまってもいいはずです。
コストの重要性は、最近、インデックスファンドやETF が人気になっていることからも分かります。これらの投資信託の魅力は、はっきりいって、余分な手数料を取られない事です。低コストなので、パフォーマンスが良いとされているのです。
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ちなみに、手数料等を考慮すると、iDeCo の窓口金融機関にはネット証券がお勧めです。興味がある方は資料請求から。

投資信託では金融機関はどこを使う?
投資信託を使って資産運用をするならSBI証券がおすすめです。取り扱い本数が2,500本以上とかなり多く、顧客満足度も高い証券会社だからです。
投資信託の積立をして長期的な資産形成をする場合も、やっぱりSBI証券が良いでしょう。銀行や信用金庫からの自動引き落しに対応していて、とても便利です。月々100円から積立てられるのもメリットですね。
ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。
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