最近は、国内のETF もかなり数が増えてきました。これを書いている時点だと、200本近くあるようですね。
その中には、各国の株式指数などに連動するものもすくなくなりようです。最初はせいぜいアメリカのものだけでしたから、かなり時代の変化を感じます。
そこで、国内のETF でどんな国に投資可能なのか、チェックしてみましょう。
アメリカは特に充実している
まず、特に充実しているのが、アメリカ関連のETF です。世界経済の中心ですから、まあ、当然でしょうね。
私の調べた範囲だと、アメリカ関連で11本ものETF があるそうです。すごい本数ですね。
株式のETF は様々な指数に対応
まず、株式のETF では、次のようなものがあります。
- UBS ETF 米国株(MSCI米国)(1393/東証)
- 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547/東証)
- iシェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)(1587/東証)
- iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)(1589/東証)
- iシェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000)(1588/東証)
- NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546/東証)
- Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信(1679/東証)
- NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信(1545/東証)
さすがに株式のETF が多く、11本中8本が株式のETF でした。
このリストを見て驚かされるのが、米国の株式指数の種類の多さです。「MSCI米国」「S&P500」「S&P100」「ラッセル2000」「ダウ平均」「NASDAQ-100」などの指数に連動するETF がありました。
日本人にとって一番なじみがあるのは、ダウ平均でしょうか。テレビや新聞でアメリカの株価を紹介されるときにも、ダウ平均を使うことが多いようです。
ただ、ダウ平均が一番有名だから一番優れた指数だということにはなりません。どの指数に連動するETF を選ぶかは検討が必要でしょう。
まあ、ダウ平均は有名な分、チェックは楽ですけどね。
債券のETF が2本にリートのETF が一本
株式以外では、債券のETF が2本あるようです。
- iシェアーズ 米国債ETF(バークレイズ米10年国債)(1363/東証)
- iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)(1361/東証)
米国債のETF とハイイールド債のETF ですね。ローリスク・ローリターンなものとハイリスク・ハイリターンのものが用意されているというイメージでしょうか。
このほかには、リートのETF が一つあります。
- iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)(1590/東証)
アメリカには一通り投資できるイメージ
このように、日本国内のETF でも、各株式指数のETF と債券やリートのETF がそろっています。アメリカへの投資するのは、ETF だけでも十分に投資が可能といっていいでしょう。
もちろん、もっと細かく投資したいということなら、ちょっと不足する部分はあるのでしょうけどね。まあ、一般的には、この程度で事足りるでしょう。
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