JDRを使うと海外のETF に簡単に投資できる| ADRの日本版ということですね

JDR形式とは| ADRの日本版というのが一番分かりやすい説明でしょうか

ETF について調べていると、「JDR形式」という言葉を時々目にします。

これは一体どんなものなのでしょうか。確認しておきましょう。

外国のETF に投資するETF

JDR というのは、大雑把に言うと、一つの外国のETF だけに投資するETF のことだと考えると分かりやすいでしょう。こういう形をとることで、日本でJDR を買うだけで、結果的に海外に上場されているETF に投資できるわけです。JDR の資産の中身が海外のETF 名のですから、当然ですよね。

海外のETF を買おうと思うと、そのETF を取り扱っている国内の証券会社を探す必要があります。あるいは、外国で口座を開かないといけない場合すらあります。

しかしJDR形式がとられていれば、日本の市場に上場されるわけですから、日本のどこの証券会社でも普通に取り扱っています。

また、JDR は円建てという点も重要でしょう。海外のETF を買う場合には、現地の通貨に替えてから購入する必要があります。しかしJDR なら日本の市場に上場されているので、円建てで投資をすることが出来ます。

ADR と同じ仕組

海外の投資に詳しい方は、アメリカのADR をご存知かもしれません。ADR というのは、アメリカに居ながら、アメリカ株と同じような形で海外の株式を購入できるようにした証券です。

日本ではトヨタ自動車や日産自動車などの株も、ADR という証券を使ってアメリカで売買されています。JDR はその日本版ということです。

ちなみに、JDR はJapaneseDepositaryReceipt の略なのだそうです。一方、ADR がAmericanDepositaryReceipt の略なので、名称的にはAmerican の部分をJapanese に換えただけですね。

かなり大雑把な説明ですが、JDR に関しては大体こんなイメージでとらえればいいのではないかと思います。正確な定義を知りたい方は、日本証券業協会の用語集が参考になりそうです。

外国株も買えるのでしょうか?

JDR がADR の日本版だということになると、理屈の上では日本に居ながら円建てで外国株が買えるようになっても不思議ではありません。なにせ、既にアメリカではずいぶん前から出来ていることですからね。

ただ、ネットで調べた範囲だと、そういう情報は無いようですね。今のところ、外国株を買うには外貨建てで買うしか無いようです。

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