ダウ平均株価指数のETF とインデックス・ファンドを比較してみました

アメリカを代表する株式指数といえば、何と言っても、ダウ平均株価指数でしょう。ダウ平均株価指数と呼ばれる指数はいくつかあるのですが、一般にダウ平均と言えばダウ工業株30種平均株価を指すようです。

最近はこのダウ工業株30種平均株価に連動する投資信託もあり、日本円建てで気軽に投資することが出来ます。この手の投資が気軽に出来るようになったのは、ずいぶん環境が良くなりましたね。

ちなみに、ダウ工業株30種平均に連動する投資信託には、大きく分けて2つのタイプがあります。

一つがインデックスファンドといわれる投資信託です。これは普通の投資信託の中の一分類だと思えば良いでしょう。取り扱いさえあれば、銀行などで買うことも可能です。

もう一つがETF と呼ばれる投資信託です。ETF を買おうと思うと、証券会社でしか買うことができません。その意味では、やや敷居が高いのかもしれません。

手数料を比較してみよう

ETF とインデックス・ファンドに違いがるとすれば、売買の方法の他には手数料の差が大きいでしょう。両者の手数料がどの程度違うのでしょうか。簡単に比較してみましょう。

まずETF としては、「NEXTFUNDS NYダウ30種(愛称:NYダウ30ETF)」という野村アセットマネジメントのETF が存在します。

このETF の信託報酬は、税抜きで年0.45%に設定されています。信託報酬と言うのは、日々の運用にかかる手数料ですね。

このうち委託会社(投資信託会社)の取り分は年0.40%で、受託会社の取り分は年0.05%です。ETF の信託報酬としては、ちょっと高めに設定されている感じでしょうか。

ダウ工業株30種平均株価に連動するインデックス・ファンドとしてはSMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンドという投資信託があります。この投資信託の信託報酬は、税抜で年0.69%にセってされています。

その内訳は、委託会社(投資信託会社)が年0.33%、販売会社が年0.3%、受託会社が年0.06%となっています。

こうしてみると、ETF の方が若干手数料が安いことが分かります。ただ、びっくりするほど大きな差ではないようです。

また、委託会社の取り分だけ比較すると、インデックス・ファンドの方が安いことがわかります。ETF を設定した野村アセットマネジメントは、かなり強気な手数料を設定しているようです。

インデックス・ファンドは購入時手数料がかかる

このくらいの手数料の差なら、もしかしたら、ETF ではなくインデックス・ファンドを選んでもいいのかもしれません。ただ、その他の手数料を見ると、ETF の方が圧倒的に有利そうです。

具体的には、SMTAM のインデックス・ファンドは、購入時手数料がかかります。購入時手数料というのは、販売手数料や買付手数料と呼ばれるものですね。名前から分かるように、販売会社に支払う仲介料のようなものです。

具体的にいくらかかるかと言うと、次のように決められています。

購入申込受付日の翌営業日の基準価額に3.24%(税抜3.0%)を上限として販売会社が定める率を乗じて得た額とします。

実際の販売手数料をいくらにするかは、投資信託の販売会社の裁量ということのようです。最大3.24%までなら自由に決めることができます。

仮に最大の3.24%の手数料を取られると、投資への影響は無視できません。100万円分買うと、3万2400円も手数料を取られるということですからね。

投資信託協会のサイトで調べてみた範囲だと、実際の販売手数料は金融機関によってだいぶ差があるようです。

カブドットコム証券やみずほ証券のように、販売手数料を取っていない金融機関も少なくありません。その一方で、日産センチュリー証券やエース証券、青森銀行などのように、目いっぱいの税抜3.0%の手数料を取っているところもあります。

全体で見ると税抜きで2%で設定しているところが多いようです。ただ、2%も手数料を払うのならETF を買うことをお勧めします。さもなくば、手数料なしの金融機関を探して、そこで買うかですね。

販売手数料がかからないインデックス・ファンドも多い

ちなみに、ダウ工業株30種平均株価に連動するインデックス・ファンドを含め、インデックス・ファンドでは最初から販売手数料が無料のものも少なくありません。今回比較のために用いたのは、たまたま売買手数料が無料ではなかったということですね。

例えば、「eMaxis NYダウインデックス」という投資信託では、どこで買っても販売手数料が無料に設定されています。販売手数料が気になるなら、最初からこういう投資信託を選ぶ方が賢いでしょう。

ちなみに、「eMaxis NYダウインデックス」は、税抜きの信託報酬も年0.6%と低めに設定されています。これだったら、ETF ではなくインデックス・ファンドを選んでも良さそうに思います。

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ETF を選ぶ人は手数料にこだわっている人が多いはずです。もしそうなら、証券会社に支払う売買手数料にもこだわるべきですよね。大手証券会社の窓口なんかで買ったら、手数料が高くなって本末転倒です。

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