大和住銀投信の世界ハイブリッド証券オープン(愛称:ハイブリッドくん)| 「わー、可愛い」ってなるか!

前のページの「マイルド・ジャパン」に引き続き、興味深い名称の投資信託をご紹介します。同じく大和住銀投信投資顧問が設定した投資信託です。

このページで紹介するのは、世界ハイブリッド証券オープンという投信です。この名前は普通なのですが、「ハイブリッドくん」といういかにも狙った感じの愛称が付いています。

はっきり言って、この名前滑ってますよね。「わー、可愛い」と反応するとでも思ったのでしょうか?

まあ、こうして文章にしている時点で、投資信託会社の作戦にまんまとはまった気もしないではありません。こんなふうに取り上げさせるために、意図的に寒い名前をつける可能性もありますからね。

ちょっと興味深い投資信託

前のページの「マイルド・ジャパン」は完全に名前負けという感じでした。それでは「ハイブリッドくん」はどうなのでしょうか。興味を惹かれるような投資信託なのでしょうか。

この「ハイブリッドくん」に関してはすでに目論見書が作成されています。それを見たところ、ちょっと興味深い投資信託だと感じました。

何が興味深いのかというと、ハイブリッド証券という珍しい証券に投資する投信だからです。投資対象として優れているかどうかは別にして、興味を引かれる投信ではあります。

ちなみに、ハイブリッド証券については、目論見書で次のように紹介されています。

  • 普通社債などと比べ、法的弁済順位が低い
  • 利率は同一の発行体の普通社債等よりも高い
  • 発行体は一定条件のもと、利息の支払いを繰り延べする権利をもつ
  • 発行体は事前に決められた期日に繰上償還することができる
  • 借入期間が、数十年、永久など超長期

一応お断りしておくと、括弧書きの部分などは一部省略しています。正確なものは目論見書をご覧ください。

さて、これだけ読んでも分かりづらいという人も多いかもしれません。一言で言ってしまうと、普通社債よりもハイリスク・ハイリターンな証券ということです。

ただ、株式よりはリスクが小さいという感じですね。つまり、ちょっと積極的に儲けたいという人向けの投資信託だということになります。

投資対象の珍しさなどから、興味を持つ人はいるかもしれませんね。まあ、金融機関の営業しだいだとは思いますけど。

投資に値するのか?

さて、この「ハイブリッドくん」は投資対象としてはどうなのでしょう。投資対象として検討する価値はあるのでしょうか。

結論から書いてしまうと、個人的には、この「ハイブリッドくん」を投資対象としてまじめに検討することは無いでしょう。理由は簡単で、手数料が高すぎるからです。

一番重要な信託報酬は年1.53%もかかります。大雑把に言うと100万円投信を買うと1万5000円程度は毎年手数料でとられるというイメージですね。厳密に言うと少し違うのですが。

またこの投信は、西京銀行での取り扱いが予定されているのですが、その販売手数料が2.0%に設定されています。100万円買うと、2万円手数料を取られるということです。

率直にって、これだけの手数料を取られると、投資がうまくいく確率は下がります。当たり前のことですよね。

もちろん、これだけの手数料を取られているにもかかわらず、投資がうまくいく可能性だってありますよ。でも、そうならない可能性の方が大きくなるということです。

だったら、違う投資信託を買いますよね。

短命で終わるかもしれません

ちなみに、これを書いている4月14日時点の情報だと、取り扱いがあるのは上に書いた西京銀行だけのようです。投資信託協会のデータでは、それ以外の取り扱いはなさそうです。また、大和住銀投信投資顧問のサイトでも同様に取り扱いは一社だけです。

投信の設定日が2016年4月28日なので、それまでに販売会社が増えるのでしょうか。ちょっと難しいような気もするのですけど。

実は投資信託は、2年とか3年で繰り上げ償還されることも多いです。繰り上げ償還というのは、要するに、おとりつぶしにあうわけです。

思ったより売れない場合、金融機関にとっては投資信託はコスト要因でしかありませんからね。だらだらと延命させるわけにも行かないのです。

もちろんこれからの投信なのでどうなるかは分かりませんが、意外と短命の可能性もありそうですね。

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