投資信託で大損を出しても平気な証券会社と運用会社

続きです

投資信託で大損をさせても傷つかない販売サイド」の続きです。
最初から読むなら、「ノムラ日本株戦略ファンドの大誤算?」をご覧下さい。

ノムラ日本株戦略ファンドで投資家に損をさせておきながら、自分たちはかなり儲けているのがわかると思います。

証券会社や銀行が投資信託を売りたいわけ

株式投資信託は、ハイリスク・ハイリターンな商品と言われることがあります。
確かに投資家にとってはその通りです。

しかし、販売する側にとってはローリスク・ハイリターンな商品なのかもしれません。

販売する側は、どれだけ損をだしても自分たちが責任を追うことはありません。
自分たちは傷つかないのに、お金は入ってくるという仕組みなのです。

これは美味しいですよね。
結果責任を負わなくてもいいというのは、かなり楽な立場だと思います。

証券会社や銀行が投資信託を売りたがる気持ちが何となくわかりますね。

信託報酬の高さから邪推してみる

信託報酬の設定も、めちゃくちゃなんですよね。
仮定の計算では2%としましたが、実際は年率1.995%です。

でも、これだけの規模を想定しているなら、信託報酬は1.995%も取る必要はありません。

だって、規模が大きくなれば、率が低くても信託報酬の額も大きくなります。
投信運用のコストは、規模に比例するわけではありませんから、大規模なファンドなら信託報酬の率を下げることは可能なはずです。

信託報酬が低くても、十分利益を出すことも可能なのです。
それなのに、これだけ高い信託報酬を設定しています。

顧客から過分の信託報酬を取って、自分たちが大儲けしてやろうということを、当初から考えていたような気がします。
そのために設定したファンドだと思うのです。

野村AMについて誤算だったのは、一流だったはずの運用チームが大失敗したことでしょう。
基準価額が下落することで、かなりの資金が逃げたようです。

結果的に野村AMは当初見込んでいたほど儲けられなかったと思います。
それにしても、この戦略は個人投資家を騙しているようで、ちょっと嫌いだな。

投資家の立場からしても、このことに事前に気づいて購入すべきではなかったと思います。
まあ、そうはいってもなかなか難しいですけどね。

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