定期預金とのセットプランで販売する投資信託は損かも

銀行は定期預金とセットにして投資信託を販売します

某信託銀行で次のような商品が発売されました。

投資信託と定期預金を同時に始めた場合、定期預金の金利を3%にするというものです。
年利換算で3%の優遇金利になるということです。
これだけ見ると、大変魅力的な商品ですね。

セットプラン購入の条件

ただし、これにはいくつかの条件が付いていました。

(1)投資信託と定期預金の合計が100万円以上であること

小口は相手にしないということですね。
これは、まあ良いでしょう。

(2)投資信託の購入額が50%以上であること

100万円出す場合は、50万円までしか定期預金に出来ないということです。
これは何か裏がありそうですね。

(3)3%の金利は当初3ヶ月のみで、以降は通常の金利になる

3ヶ月間だけ定期預金の金利が3%になるからといって、どれだけのメリットがあるのでしょうか?
計算してみないとなんともいえません。

(4)投資信託のうち公社債投資信託は対象外

これはあとで説明します。
簡単に言うと、銀行が損をしないための条件をつけています。

主な条件はこんなところです。

セットプランの条件が意味するもの

このような条件が、どのような意図で設定されたか分かりますか?

おそらく、多くの人が分からないでこのプランを購入することになります。
何となく得だというイメージを信じて。

しかし、色々分析してみると、私たち投資家ではなく、銀行にメリットの大きい取引であることが分かってきます。
ここからは、銀行が何を考えているかを詳しく見ていきましょう。

公社債投資信託を対象外にするのはなぜ?
優遇金利適用期間が短い事から分かる銀行の損得勘定
優遇金利を払ってまで投資信託を売りたい理由
銀行は信託報酬の一部も受け取る
「投資信託の購入額が50%以上」とする理由
まとめ
補足:投資信託はタイミングをずらして買わないと損をするかも

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