投資信託の用語: ベンチマークとは
まず、辞書の定義を見ておきましょう。
次のように定義されています。
ベンチ‐マーク【bench mark】
投資商品の収益率や、特定の銘柄の騰落率を比較・評価するための指標。多く、平均株価や指標銘柄の騰落率を用いる。
大辞泉
ベンチマークは、簡単に言うと、投資が上手く行っているかどうかを表す基準と考えていいでしょう。
ある投資信託が過去1年間で2%基準価額が上がったとします。
基準価額が上がるのはいいことですが、この投資信託の運用が上手くいったかどうかはよく分かりません。
株式市場全体が好調なら、もっと良い成績を収めた投資信託が多数存在するかもしれないのです。
そこで用いるのがベンチマークです。
判断の基準を導入するのです。
日本株に投資する投資信託であれば、日経平均やTOPIX をベンチマークとして導入します。
例えば、過去1年に日経平均が1%しか上がらなかったのに投資信託は3%上がったとしまうす。
ベンチマークを上回っていますから、この投資信託の運用上手くいったということができます。
日経平均は5%も上がったのに投資信託は3%しか上がらなかったとします。
ベンチマークを下回っているので、投資信託の運用はあまり上手くいかなかったことになります。
前の例と同じ3%の上昇でも、評価は反対になるのです。
さらに株価が下がった場合も考えてみましょう。
日経平均が10%も下がったのに、投資信託が3%しか下がらなかったとしましょう。
このとき、投資信託は上手に運用されたと判断して良いでしょう。
このように、投資信託の運用が上手くいったかどうかの基準として、ベンチマークというものを採用します。
さて、インデックスファンドでは、ベンチマークは少し違った役割をします。
詳しくは、インデックスファンドとベンチマークに続きます。
